居抜きについて
居抜きとは、不動産売買賃貸の際に使う用語で、家具や設備などをつけたままの状態ででの売買や賃貸借をいいます。
具体的には、旅館や飲食店等の売買、転貸、賃借権の譲渡の際に、営業用の設備や装飾品等の経済的価値のあるものをつけたままで行われるものです。
この場合は対象になる不動産よりも営業用の設備などの付着するものの価値の判断が重要になります。
ちなみに、賃借人がついたままの状態でビルやマンションを売買する場合には、居付きといいます。
参考: インウッド方式とは、不動産の鑑定評価の際に用いる収益還元法の一つです。
これは、将来の償却前の純利益が、毎年末に一定額aでn年間続くと仮定した場合の還元法で、年利率rで期首の有限資産の価値Vを求める際に用いられます。
計算式は次のとおりです。
V=a/ 年賦償還率r=a/ r+償還基金率r=a/ r+r/ (1+r)n-1 |