青色申告特別控除について
青色申告特別控除とは、青色申告の奨励と正確な記帳による経理事務の健全化を図るために認められている控除のことです。
平成5年分以後の所得税について認められています。
青色申告者の不動産所得の金額、事業所得の金額、山林所得の金額は、通常の方法で計算した所得の金額から、順次一定の区分に応じた金額を控除した金額とされますが、この控除を青色申告特別控除といいます。
平成16年の改正で平成17年分からは、簡易な記帳によって貸借対照表を添付している場合に認められていた45万円の特別控除が廃止されています。
参考:
青色申告制度は、昭和25年にシャウプ勧告に基づいて創設された制度です。納税者の記帳の改善と申告納税制度の適正円滑な運営を図ることがその目的です。
この青色申告の基づいて申告する納税者には、税法上さまざまな特典が認められています。
青色申告は、税務署長の承認を受け、所定の帳簿を備え付け、所定の事項を記帳している場合に認められるものです。 |